病院の付き添いストレス解消

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母が癌の治療をしていたとき病院の付き添いはまあまあ大変でした。

大学病院だったので一日がかり。

抗がん剤治療でガリガリに痩せた母は体力もないし、不安症だったので

診察を待っている間も可哀想だし、会話や様々なことが私もストレスでした。。。

1時間半の道のりを週に一回、多いときは二回、母の付き添いのために大学病院へ行っていました。入院中は行くだけだからまだ楽でしたが外来診察は予約をしていてもかなり待たされる。。。

腫瘍科センターはガン患者とその家族だけの部屋になっていて、他の科とは区切られていたのですが他の科も受けることがあるときは大勢の中で待たなくてはいけないので病人にはとてもしんどい。。。音(人の声、アナウンス)や人のエネルギーももろに受ける。

 

病への恐怖と不安は治療に悪影響

治療に必要なのは治療に耐えうる患者の体力、精神力、治療自体の性能、そして医師への信頼。

それらを支えるのは自分で「治る」という意識

ですが、、、色々な不安や心配をするのは当然です。でも、そういったネガティヴな感情は治療には悪影響なこともまた事実。

私の母はとても怖がりで自分で自ら病人になってると思うくらい先生のネガティブな言葉を倍にして心配材料を増やし、「どうしよう!!!」とパニックになってました。

だから診察を待っている時間は重苦しい空気、、、ネガティヴな発言と希望を含めた頑張って探したポジティブな言葉や励ましが入り混じって、何とも言えない空気が漂っていた。

 

私にできることはなんだろう・・・
私も何かしたい!

 

私がセラピストになったきっかけは15年ほど前の父のくも膜下出血。
そのとき、『何かしたい!』と自分が何もできないことが歯がゆかった。
私は人を助ける性質タイプなのでこれが人一倍強かったかも。
3.11の震災のときもすぐにボランティア活動を探した。(それで撃沈したんだけどw学びだった)

家族が病気になったとき、友達が病気になった時、何かしたい!と普通に思った。

寝たきりで意識もない父にできるのは足や手を触ること、声をかけること、だけ。
ちょうど仕事も不安定だったこともあり、手に職をつけられるし一石二鳥だとリフレクソロジーを始めたのだ。

そして、父の快復まで、施設、帰宅後、、、と数年の月日のうちにリフレクソロジーは私を助け、父を助け、周りの家族も助けた。

 

介護や治療中に必要なのは患者と家族の精神的な安定

その約8年後、父の介護を10年やってきた71歳の母が胃がんになり、抗がん剤、放射線治療を行い、それまで元気だった母は治療は初めて見る見るうちに別人になり、骸骨のようにやせ細り、治療の甲斐もなく天国へ逝ってしまった。

治療の付き添いで困ったのは母との会話。

母が大嫌いだった私は40代でやっと自己探求などによってそこが解放されて、母ともっと話そう!♪一緒に出かけよう♪と喜んでいた矢先のガン発覚だった。

人生はなんと皮肉にできているのか。。。とその時は思った。
でも、これは皮肉でもなんでもなかった。必然、いや最善だったのだ。

この治療で母に付き添うことができて、母と沢山話すことができた。
それも恥ずかしいから昔はできなかった。
ところがリフレクソロジーやアロマが私にはあった。
根っからのヘルパー体質だからそこは躊躇なく、それが私の役目だ!とばかりに(というかそれしかなかった・・・)リフレクソロジーを必ず行った。(もちろん本人の確認を取って)

母の笑顔が増え、私の笑顔が増え、母へのネガティヴな感情や思い出が書き換えられていったすごい経験だった。もっと早く母とこうして話ができたらな~なんて思ったけれど^^

 

母との触れ合い=心が触れ合えた最後の思い出

タッチングケアは精神を安定させて、安心を与え、オキシトシンによって幸福感が得られるので精神的に安定する。ゆったりとしたスピードと反復したリズムで行えばセロトニンも安定に供給されてメンタル面はかなり安定する。

これは患者だけでなく、施術する側がより癒される。

私は人が多いところや音がする場所が苦手なのとやっぱり病院は疲れる!!!
だからリフレクソロジーをすることでそれを乗り越えられた。マインドフルネスですね~

足じゃなくて手でもいいリフレクソロジー

あの時、セラピストとして、リケアを始めて7年ほどだった。それまでずっと「足!」と思って足のことばっかりやってきた。足がメインだった。

でも、この母のことがあって「手」、そして家族がケアをするということがこれからは必要だと気づいて「家族の手は神の手!ハンドリフレクソロジー」と銘打って一人でも必要な方に届くといいな~と活動を開始した。

手も足と同じく反射区が存在している。

そしてタッチング効果は足よりも勝る。

病院の待合室で、病院の通院中の車内で、自宅で、自分で、入院中も、、、どこでもいつでもだれでもできるハンドリフレクソロジーは最強だと実感した。

 

親に断られたら

親に触りたくない、親が触らせてくれない、、、という声も聞きます。
そこ、ちょっと勇気を出して見て。
ムリにするのはご法度です。押しつけの施術は絶対にやらないでください。
特に病気をしているとき、家族でも本人の意思を尊重することが何よりも大切。
(病気をしているときは不安が多く、神経質にもなりやすいので家族との摩擦も生じやすいです。だからこそのツールなので逆の使い方をして拒否されたら意味がありません~)

でも、、、じつはやってほしいけど誤解をしていて断っているケースがあります。

フットケアのボランティアをされている人の話で施設のなかで頑なに「私は結構だ!」と断っていたご婦人がいたそうです。

でも、みんなが「気持ちい」と言ってるのを毎月みていて、いいなとは思ってたものの素直に言えてなかっただけでした。
ある日、セラピストさんが諦めずにその方にも声をかけるとなんと答えはYes。

そして、終わった後、そのご婦人は「すっごく気持ちよかった!お姫様になった気分!」とそれから毎回受けるようになったとのこと。

「嫌だ」と一回断っても「今日はどう?」と聞いてみてほしいのです。

自分が触れたくない、という場合も後悔しないために自己探求のチャンスだと思って親と向き合ってみませんか?

肌に触れることは心に触れること。

色々なものがそこに詰まっていて、触れ合いエネルギーを交換することできっといろいろなものが流れ、循環し、排泄されて、クリアになるんだと私は自分の体験から感じています。

(6月に「タッチング」の講座も予定しています。)

 

 

ハンドリフレクソロジー

 5/19 無料体験会&いろいろ相談会
https://resast.jp/events/311819

 

1Day講座

6/23 https://resast.jp/events/343813

 

 

 

 

 

 

 

病院の待ち時間が長い

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ホリスティックスタジオ・リケア長浜です。

母の抗がん剤治療の付き添いで病院へよく行っていたときに思ったことがあります。

体力もどんどん落ち、体重も減って力もなくなっていっている母。

一人では心配なほどなのに病院へ行き、予約をしているにもかかわらず、やはり最低でも2時間は待ってなければなりませんでした。

長いときは4時間、5時間、半日病院に居ることになります。それが月に数回、週に数回のときもありました。

心身共に弱っているのになんだか

もやもやした想いが・・・チーンなんなんだろう、これ。。。

「仕方ない」のですが余計に体調悪くなるよ~。と思う。私も大学病院へ通っていた頃5時間当たり前で待ってたよ。でも、5時間ってフツーに一日の労働と同じ時間💦

異常ですよね、冷静に考えてみたら。

で、これがまた体力がない高齢者や治療中のがん患者さんって本当にツラいと思うんです。しかも感染症とかリスクも多い。

とこんな記事もあります。⇒医院にとって、待ち時間対策が重要な理由

毎回片道1時間半かけて付き添うのは困難でしたし、子供に心配をかけまいと母も断って来たし、でも、治療する度にどんどん悪化していく母・・・本当に心配でした。

でも、付き添えるときにリフレクソロジーを待合所ですることができて本当に助けになっていたんです。

今でも母とのあの時間の記憶、手の感触を忘れません。。。いい思い出^^

私も何できる、してあげられるということが自分の精神安定にもなっていました。

必要な人、いるんじゃないか?

特に待合室で長い~時間、いつ呼ばれるか待っているときって本当にストレスで病気が余計に悪化しそうだといつも思っていましたし、実際に気分が悪くなる人も多いんです。不安との闘いの場でもあります。そんなとき気がまぎれるものやリラックスできるものがあったら本当に違うんだ、と経験から実感しました。

リフレクソロジーがなぜいいのか?というと、、、主に

・タッチングケア・・・愛情ホルモンであるオキシトシンを分泌し、不安を軽減し心の安定が得られる(受ける側、施す側どちらも)

・身体を整える・・・血行を良くして巡りを良くして新陳代謝を正常化させる

・手軽にどこでも行える・・・病室、待合室、自宅、電車、どこでも行えます(自分も家族も)

・副作用がほとんどない・・・特に手の場合、身体への負担がないため身体や精神が弱っている方にもできるし、揉み返しやリアクションがほとんどないので安心して誰でも施術できる

母は抗がん剤治療の副作用であらゆるところに不調が出ていました。でも、リフレクソロジーをすると本当に落ち着いてリラックスして「気持ちいいね」といつも喜んでいて、自分でも一人でいるときにやっている、とも笑顔になって言いました。

物理的にも脳の伝達物質ホルモンのおかげで不安がなくなる、というのも治療中には本当に助けになりましたし、リフレクソロジーをやった後は母の表情、体調、精神は全く違って明らかでした。

「元気になれるんだ!」と思えるアイテムがあるという安心感。

実際の作用もさることながらリフレクソロジーの素晴らしさを実感。

ハンドリフレクソロジーは片手10分の計20分程度。トリートメントしている間に名前が呼ばれたり、トリートメント後は心身が落ち着くのかいつもよりリラックスしてイライラも軽減されて待っていられるのです。

病院の待合室で体験して頂ければ、と思いますが病院側が受け入れての活動はできにくいため、やっぱり個人ごと、家族がやるしかない。。。でも、家族だからこそやってほしいんです!

家族だからこそ、安心できるし、タッチングの作用も倍です^^しかも、お互いにとって良い!子供が親に、親が子供に、パートナーに・・・それこそが特別な「手」となる。

ゴッドハンドじゃなくて、ファミリーハンドがこれからの時代は必要だと思っています。

必要な方に届けるために私も活動していくと決めていますがなにせ一人で、しかも、資金もありません。さて、これから何をしていけばいいのか・・・手探り状態の今です。できることからやっていくしかありません。

でも、時間と身体はあるのでもし興味ある方やアイディアをお持ちの方がいたらぜひメッセージ下さい!!!体験会、講座も下記の通り行っています。

福祉、介護、健康の現場でリフレクソロジーは役に立つ、助けになるアイテムは間違いないし、コミュニケーション不足でもあるこれからの時代に心と身体ともにケアできるものは欠かせないと思います。

まずは来週の院内ボランティアから始めて行こうと思っています^^

 

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双葉 4/22 ハンドリフレクソロジー無料体験会

https://resast.jp/events/254657

5/6(日)追加決定!【体験会 5/6】https://resast.jp/events/255294

講座はこちら⇒

【講座 5/25】https://resast.jp/events/255314
【講座 5/27】https://resast.jp/events/255301

双葉リフレクソロジスト講座 随時開講!

①プロ実技コース(30時間)

②ホームリフレクソロジスト講座(2日間)

双葉お茶会(瞑想やお話

本質への気づき「カフェ・プラクティス」

毎月第3木曜日 19:00-21:00

https://www.reservestock.jp/page/event_series/28876