介護、認知症でイライラしないために

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介護現場で働く看護師の友人と話していて

実際の現場の声を聴くことができて思ったんです・・・

認知症の患者さんや家族→介護者が
イライラすることありますよね?

で、最悪、ニュースでよくやっているような

虐待とか、最悪殺人とか起こってしまう。。。

でも、「これをやってあげるだけで
すやすや眠ってくれることもあるんだよ」って。

すごく簡単なことなのにみんながやっていないこと。
認知症だけでなく介護の現場でぜひやってほしいこれ→

簡単なことなのにやっていないこと

「まじで大事なことやっているよ!」
「絶対必要だよ」

そう友人が言ってくれた。(私もそう思う(笑)これからの時代に必須)

これ、結構言われるんです。特に看護師さんとか医療現場の人に。

実際に現場を見ている彼女たちに言われるのって本当に心の支えになるし、勇気がでる!

「難しいことではないのにやってない人が多い」と彼女は言う。

ユマニチュードもいいけど、なかなか実践する人が少ない。。。まずはこちらからどうだろう?

触れること。

 

私がやっているタッチングケア、オキシトシンケアは難しいことはない。
ただ手に触れるだけ。

たとえば、眠れない入所者さんに「寝て下さい!」と言って眠れるだろうか?
お互いにイライラしちゃって、余計に目が覚めるし仕事は増える。。。
そんなとき、「眠れないんですね」と受け入れて「手足が冷えてたりしませんか?」とか会話しながら何気なく手を握るとか、足に触れるとかすると百発百中ではないが眠ってくれることが多いらしい。

人の温もり、タッチングは魔法のごとく効く!

だって、本能の領域で「安心」するから。
眠れないのは交感神経が優位になっている証拠。。。
リラックス=安心、をすればスーッと眠れたり、眠れなくても騒がなくなったり、、、

 

親にいまさら触れない

 

多くの方は「親に今さら触われない」といいます。
恥ずかしい、とか、親が嫌がる、とかいろいろ原因はありますが親の介護が現実的に増えている今、少しでも負担を軽減するツールがあったら全然違う!

と経験者は語ります(笑)

親だって突然、子供が触ってきたらびっくりするよね?
逆に交感神経優位になって血圧上がっちゃう(笑)

だからあると便利な言い訳→

「これ習ってきたから練習させて」

 

相当嫌でない限り、やらせてくれます(笑)

 

 

認知症にも抗がん剤治療にも

認知症の親にマッサージするだけで暴れていた母がおとなしく、暴言を吐いていた父が穏やかにある、、、というのを聞いたことがあると思います。

脳と皮膚はとても影響が深いです。→タッチングを知りたい方はこちら→オキシトシンが増えるタッチング講座 7/28

抗がん剤治療で弱っていた母、副作用の苦痛や診察を待っているときや診断が下された後、、、不安や恐怖でいっぱいの母の手や足をリフレクソロジーやアロマで触れてあげるととてもリラックスして落ち着いた母。。。
そして、何よりも私の気持ちが落ち着いたんだ。

見ててツラかった。。。そして、確執があった母に、子供の頃触れたくても触れることができなかった母にいっぱい触れて私が癒されていた。。。

なにせ、私にはリフレクソロジーという味方があったのだ(≧▽≦)

 

介護現場が変わるオキシトシンケア・タッチケア
でも、抵抗がある人には・・・

 

介護にしろ、介助にしろ、やっぱり触れるだけでこれだけ違うってことを一般の人も医療現場や介護現場にいる人たちが知っていたらかなり介護が変わるだろう。

触れることに抵抗がある、、、ということはないだろうか?

それはたぶん、ご自身と向き合うチャンスかもしれません。
そんなこともケアしていきたいな。。。

親を介護するとき、患者さんへ反応するとき、、、
きっと自分との問題が浮き彫りになったり、なんだかわからない感情が浮かんで来たり、、、そんなこともあるよね?

それってあなただけじゃなくて、ずっと無視できることじゃなくて。。。

あなた自身がまずは触れられる心地よさを実感できるようになること。。。
優しいゆったりとしたマッサージなんてのを受けてみると心に余裕が出てくるよ~

 

あぁ、、、いろんな声を聞いていかに役立てるかを、よりよい介護ができるのか、高齢化社会を生き延びるのかを問い続けていきたい!
ので、いろいろ情報やご意見ください~

オキシトシンが増えるタッチング講座

7/28 https://resast.jp/events/351919

ハンドリフレクソロジーハンドリフレクソロジー1Day講座

7/21(日) https://resast.jp/events/352107

随時希望日にて開催

7/28 EFT講座

https://resast.jp/events/352490

7/30 9周年記念特別セミナー

10:00~ 「足裏分析【足を読み解く】プロ向けスキルアップセミナー

https://resast.jp/events/326461

14:00~「本当に伝わる手技【本気セラピストミニセミナー】」

https://resast.jp/events/322528

8/18 セクシュアルヘルス勉強会

https://resast.jp/events/356759

 

 

 

 

 

 

介護士さんが居なかったら・・・

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一周忌だったので母の話が多いですが父の話も。

くも膜下出血で片麻痺の父は病院、施設、様々なところへ行きました。

 

老人施設は認知症の方も多く、父はそれが大変だったみたい。自分のものを持っていかれたり、まだ61歳ということもあったし、自分の身体が自分の意志で動かせないことのメンタル的なストレスもあったのです。

でも、いつも助けてくれたのは介護士さん。彼らが居なかったら父はいま、生きていなかったかもしれません。。。

介護士さんはスゴイです。下の世話、介助、食事、話相手、、、日常のすべてをやってくれます。

いつも感謝していました。本当に大変な仕事だと思います。この仕事をやってくれる介護士さんたちを神様のように思っていました。

いつも笑顔で、元気に挨拶してくれて、すべての世話をしてくれて、声掛けもしてくれて。。。父なんて脳の神経のせいで夜中に10回トイレへ行くこともあり、結局おしめになりましたが始めは慣れずに本当に大変で、、、

「コールを鳴らしても来てくれない!」と怒ったり、そのせいで「イジメられている」と怒鳴られたことを訴えたりと施設ごとでもいろいろと事件は絶えませんでした。

介護士さんも人間ですからいつもニコニコというわけにはいきません。それに認知症の方は本当に大変です。。。急に罵倒されたり、殴ってきても介護者さんたちはやり返せません。ずーっと一日中大声で「あー!あー!」と叫び続け居ている入所者もいます。

私たちの想像を超える大変な仕事です。実際に体験してませんが父のところへ行くだけでもその苦労が本当に伝わってくるので実際は相当だと思います。

命をつないでくれている介護士さんやヘルパーさんが居なかったら私だって生活を送れない。。。本当に感謝しかないな、、、と思います。

父が10年以上生きて来れたのも、明るくなれたのも、リハビリをあきらめなかったのも介護士さんたちが居てくれたから。

性格が合わないとか色々とあるけれど彼らには感謝しきれません。いつも笑顔で声をかけて下さるだけで父の支えになってくれて、わがままを聞いてくれたり、父の麻痺用の介護用品を手作りしてくれたり、人が好きじゃないとできない仕事。。。

介護士の事件が増えてると報道されてます。本当に悲しいことですね。介護士さんたちが悪いと短絡的に考えるのではなく、人間誰でも過酷な状況下にいたら自分を見失うことや心の余裕がなくなってバランスを崩すこともあると思うんです。だから、環境や体制を変えて少しでも過酷な労働にならないようにお互いのために変わっていくといいなぁと思うんです。

私にもできること、ないかな?と思う今日この頃です。。。

 

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