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とてもセンシティヴな話ですがこういったことを取り上げることによって一人で苦しんでいる人(男女ともに)や性教育の未来を変えるきっかけになると信じて自分の経験も交えてお話しさせて頂きます。
性犯罪によるトラウマはその人の人生すべてを奪うことになるとても重たいものです。
もし子供の頃から異性の身体、自分の身体を理解し、尊敬できるビリーフがあったとしたら人間の大切な本能、生殖能力、欲求である性欲ということを歪んだ形でとらえることなく(無意識も)性犯罪も少なくなるのかな、と個人的に感じています。
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性に関するトラウマ
まず初めに言っておきたいのですがトラウマを無理に無くそうとしなくてもいいです。そして、トラウマは解除できるということも知っておいてください。ビリーフよりもある意味、抜けやすい。過去はいつでも変えられます。
痴漢、レイプ、いたずら、いじめ、コンプレックス、しつけ、、、
子供の頃からいろいろな被害経験があった人がいます。
小さいものなら親からのセクシュアリティの否定。
「男の子なんだから泣くな」「女の子なんだからおしとやかに」
そうやって自分らしくいることをダメなことだと感じさせて罪悪感を持たせる。
性別に限らず、女性性の部分、男性性の部分は誰もが持ち合わせ、そのバランスも個人で違うんです。
そこが閉じるように教育を受けることで自分で居れなくなる。。。(詳しくは「まじめなセクシュアリティ講座」でお話ししています。https://www.reservestock.jp/events/321022)
性被害として、思春期に「胸が大きくなった」とか大人からの一言がその状況によってはトラウマになることもあります。それで胸を隠すようになったり男性みたいに振舞ったり、、、
私は親戚のおじさんにそう言って胸を実際に触られて、自分を汚れたように感じたし、それ以来おじさんが怖くてたまりませんでしたが両親に言えませんでした。
胸を触られた程度でかなり心に傷が長年残っていたのにこれがもっと実際的な性被害だったとすると生きていることが苦しくなるくらい、とてもとてもツラいでしょう。。。
私は痴漢に何度もあいました。12歳から30歳くらいまで。道で襲われたこともあります。一時的にPTSD(心的外傷後ストレス障害)になりましたが男性不信までは行かなくて男性とお付き合いすることはできていました。
もしかすると私の婦人科系が弱いのはこういった経験からの身体の反応かもしれませんがどちらにしても結局は自分を肯定、受容することで「生きていいんだ」と思えましたし、以前書いたブログ「私は私の膣を憎んでいた」でも述べましたが不調が出る膣が嫌でたまりませんでした。触れることすらできなかった。。。自分の身体なのにね。
レイプされた人が自分を受容できたとき
レイプされた女性が自分の身体を否定することがあります。
すると性交することができなかったり、結婚できても旦那様とできなくなったり、仕方なくしていたり、膣や婦人科系に不調が出たりと抵抗として表れることは生きる上で本当にツラいことです。
そこを向き合って克服された方の話しを聞いて、涙が出ました。
今まで否定した部分を受け入れてあげれたときの感動は何もかもから解放されて自由になるほうな感覚だと思います。重い鉄の玉と鎖に縛られた状態から解放されるような。。。
自分そのものが汚れたと感じてしまったその本人にしかわからない苦しみが変容する奇跡、、、。でも、汚れているという思考ができただけだと気づけた瞬間何もかも変わる。
性教育から変えていく
性犯罪を完全になくすことはできないかもしれませんが少なくすることはできるはず。
それはやはり一人一人が人間の尊厳や自分以外の他者への存在価値を尊重、尊敬できるビリーフがあれば心があれば。。。
そのためにできることは子供の頃からの性教育が必須だと思っています。
これは親、学校、どちらでも。
それには大人がまず性に対する考え、知識を見直さなければいけません。
隠すものから尊ぶものへ。命を大切さ。
男女の身体のつくり、役割、違いを伝え、生殖システムのすばらしさ、神秘さ、命の尊さを語ること。
性交に関することも変に隠さず、赤ちゃんを授かるという尊い行為だということを教え、自慰行為も正しい知識を与える。少子化問題はここからです。
性病も正しい知識を教えずにただただ「検査しろ」とか怖がらせているだけで梅毒は増加傾向にあります。特に若年層の一般女性。しっかりと避妊だけでなく病気の予防としてコンドームなどの使用を欧米並みに教育していく必要があります。
男性の障害による不妊や精子減少
誤った自慰行為による射精障害、勃起障害が問題になっています。
そして、精子の減少。いま、男性不妊が不妊の半分を占めているのをご存知ですか?
こういったことが不妊につながっているにも関わらず未だ女性の身体のせいにされているケースのほうが多い。。。これも問題ですね。
女性は自分を責め、家族や社会からのプレッシャーも受け、男性も様々ストレスから精子異常が増えていたり、不妊カップルの場合はプレッシャーによるセックスレスなども問題になっています。
どんなパートナーシップをすればいいのか?
お互いの尊厳を考える
男女ともにお互いを尊敬し、尊厳を守り、愛し合うことで満たされる。。。誰もが同じ価値のある命と存在。
不安やストレスが多い現代では満たされる、ということが少ないために悪循環かもしれません。
性犯罪を食い止めるにも、人間関係を円滑に行うためにも子供の頃からの教育、愛着形成、セクシュアリティ(できる限りその子の個性を尊重して否定せずにしつけしていく)の意識が必要です。
満たされる、安心している状態をつくるにはやはりスキンシップや人との信頼関係も欠かせません。これは大人も子供もどんな人にも必要な精神安定剤。
性犯罪に関しては安易に語れないくらい複雑で悲惨な問題です。
できることをするしかありません。今から少しずつあきらめずに・・・まずは今の大人たちが偏見を捨て、自分の性(=セクシュアリティ=自分自身)と向き合っていくこと。
今までの常識やビリーフを変えていくこと。それが代々伝わって結果となっていく。。。
それを願って私のできることをして行こうと思っています。
勘違いされて批判を受ける、とか、イメージのリスクもありますが・・・。
それでも大事なことは伝えていきたい!
どうぞオープンマインドな目で偏見や固定観念、先入観を捨て、物事を見極めながら観る力を養って下さいね^^
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セクシュアリティに関する講座は以下の通りで行っています。
個人セッションもございます。ご相談ください。
💕ひなまつり女子デー🎎
3/3 まじめなセクシュアリティのお話し
https://www.reservestock.jp/events/321022
3/3 医学とスピリチュアルから観た女性の身体
https://resast.jp/events/321017
早割・セット割引あり(3/19,25も参加者募集しています!)
※Facebook「セクシュアリティ」グループ非公開
https://www.facebook.com/groups/384673228774874/
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イベントは早割がありますよ~^^
3/10 ここだけの話♡女性だけのオープンマインドランチ会@シェラトン都ホテル
https://resast.jp/events/322396
3/17 ハンドリフレクソロジー1Day講座
https://resast.jp/events/321758
お茶会(瞑想やお話)
本質への気づき「カフェ・プラクティス」
毎月第3木曜日 19:00-21:00