(アメブロからお越しの方は★からお読みください)
前回のブログで9周年になることをお伝えしましたが
クライエントさんがどんどん変わり始めた時期がありました。
それは私があることを覚ってから。。。
オープン当初から数年間は「悪いものをなくす」ことに
意識があったと思います。
そのときはそれが最適なことだと思って行っていました。
ところがあるとき、そんな考えを打ち砕く雷が落ちるのです!
「必要なかった・・・」
とあ然。。。
★
悪いものに焦点をおくことが元凶
文字にするのは難しいのですが
たとえば、「肩こりをなおしたい」とクライエントさんが主訴を訴えたとします。
その肩こりに対して「肩こりが消える=結果」を求めて施術をします。
これが元凶だと感じています。
施術者がやりがちなクライエントさんの不調、症状をセラピスト、施術者の腕によって取り除くことが私たちの仕事、だと思っているプロは多いのではないでしょうか?
治療家、ならいいでしょう。
いや、厳密にいえば医者だってこれをやってはいけないんです。だって、一番治療しているのはその人本人の自己治癒力ですから。まずはそこを第一に考える。。。すると自ずと良い治療になります。
でも、それを無視して、ただ薬の作用や治療の効果に焦点をあてているとあまりよい結果は起きません。
治療は「病気を見るのではなく、人を診る」ものだからです。
人が病気を治すんじゃない、病気が人を治す
病気は悪者ではありません。病気こそ私たちをもとの姿に戻そうとがんばってくれている結果です。
症状は治癒過程
ですからその治癒を促してあげればいいんです。
なのに消そう消そう、消えろ!と憎んでばかりいるから病気は「わかってもらえない」と治るどころかほかに化けたり、大きくなったり、、、
病気は自分のカラダから、心からの声です。
病気を治そう、消そうとすればするほど声を聴くことから遠ざかってしまいます。。。
日々、クライエントさんの不調や病気に寄り添わせて頂くなかで自己探求も当然行いながら、よりよいケアを追求していました。経験も技術も向上していくなか、こういうことを頭でわかっていただけだったと思い知らせる出来事が・・・
ありのままを受け入れることの大切さ
ある日、ボランティアが終わった病院で私の歩く前に年配のご夫婦が歩きながら会話していました。
その会話を聞いて私に雷が落ちたんです!
奥様:「もっと背筋を伸ばして歩かないと猫背になるわよ!」
ご主人:「うん、そうだな。」
たったこれだけの会話のどこに衝撃が?と思われるでしょうが私はこの会話を聞いてこう覚ったのです。
「悪いところを観る(意識をおく)ことはそれを無くしたい場合に全く必要がない」と。
猫背になるのでしょうか?猫背になると何がいけないのでしょうか?
猫背になることを不安がって、猫背を悪ものにして、何が得られるでしょう?今この時が楽しいでしょうか?
そうです。このお二人が感じている今の感情は決してよいものではありません。
恐怖と不安と奥様からのプレッシャーとご主人へのストレス、、、
思考が「猫背はいけない」というストーリーをつくっているだけなんです。
何もいいことはありません。
もちろん、何かあった際に「ほら、猫背にならなかったから元気でいられたのよ」なんて意味づけしてしまうのが人間なのですが。。。
そして、不調を悪者にして無くそうとしても意識は逆にそれらを存在させるということにも気づいたんですね。
クライエントのすべてを受け容れる
もともと私はアドバイスをやめていました。やめた、ということはやっていたんです。当初は。でも、それがネガティブな暗示となったり、不安になったり、
或いはアドバイスをしても実践に至る人は誰もないという経験からほとんどやめました。
そして、あの出来事や自己探求をしていくうちに到達したこと・・・それは
「今をすべて受け容れる」
という意識で施術を行い、クライエントのケアにあたるようになるとなんと見る見るうちにクライエントさんに変化が出てきたんです!!!
このことからも心理で行っていた自己受容が何よりも大切なことを実感しました。
具体的にいうと、たとえばさきほどの「肩こり」も肩こりがつくった原因を追求しようとせず、「こってるんですね」と受け入れたり、「ツライですね」共感したりします。
そう、その人のダメな部分としないことが肝心です。
ダメな部分、という意識は現実化させ、さらにはそれを「ダメだ」と感じることでエネルギーを使い切ってしまい、無意識でも「ダメだと思っているからいいだろう」という言い訳を巧妙な脳はつくります。
いま、起きていることを無視したりジャッジせずにまずは認めることがスタートなのに!
本来、心でも身体でも自己治癒力が常に働いている私たちはちょっと極端に乱暴に言ってしまえば放っておけば治るものを放っておかないで掴むから治らないんです。
さて、クライエントさんの自己治癒力を信じて接するようになってくると、なんとクライエントさんたちがどんどん自分で変わっていきました。
だって、信じること自体が治癒力を促しているのです。
自己治癒力を引き出すだけでいい!本人の力^^
本当に必要なのはクライエントを、自分のカラダを、自分を、信じる心。意識だと感じています。
人間の、自然の摂理の素晴らしさに感動し、圧倒されます^^
その奇跡を観させてもらっている、経験させて頂いている私は本当に幸せ者だと思います!
クライエントさんに心から感謝しています!!!
自分が治療している、治した、治す、どうにかする、というのは傲慢です。
傲慢なエネルギーでは本当の意味での治癒ではないのです。
少なからず私の心にもこういった想いがあったのは事実です。
人間は完ぺきではありません。だからいつも定期的に祓いを行い、心を清めることが必要なのですよね。。。日々精進です^^
そんなことも学んだ9年、、、プロのスタートを切る方、探求を深めたい方に私の経験をシェアさせて頂けたら幸いです。
7/30 9周年記念特別セミナー
10:00~ 「足裏分析【足を読み解く】プロ向けスキルアップセミナー
https://resast.jp/events/326461
14:00~「本当に伝わる手技【本気セラピストミニセミナー】」
https://resast.jp/events/322528
☆☆☆☆☆
7/7 10:00~ まじめなセクシュアリティ講座
https://resast.jp/events/343811
7/7 14:00~ 医学とスピリチュアルからみた女性の身体トラブル
https://resast.jp/events/343812
※Facebook「セクシュアリティ」(自己受容と本質)グループ非公開
https://www.facebook.com/groups/384673228774874/
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ハンドリフレクソロジーハンドリフレクソロジー1Day講座
7/21(日) https://resast.jp/events/352107
7/28 オキシトシンが増えるタッチング講座
https://resast.jp/events/351919
7/28 EFT講座
https://resast.jp/events/352490
8/18 セクシュアルヘルス勉強会
https://resast.jp/events/356759