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ハンドリフレクソロジーやホームリフレクソロジストなど、家族へのケアを推奨しているのですがその点で注意しておくことがございます。
それは・・・施術の押し付け。
押し付ける行為は何はともあれ絶対にダメです。
どんなに良いセラピーも受けるご本人が嫌がっているのに行う行為はどちらのためにもなりません。
患者に、家族に、寄り添うケアが本来のケア。
薬だって治療だって同じです。本人が自覚して「いいな。やるぞ」という積極的な意識ではないといくら良いものも作用しません。
逆効果です。
これ結構やっている人多いみたい・・・
★
家族と言えども、無理矢理やるのはご法度です。
尊厳が何よりも大切です。寄り添うとは何よりもその人の存在、意志を尊重すること。問題は本人が解決するものです。本人の意志があって解決に向かう。あなたではない。
母親や子供と言えども、、、いやいや受けてもらうことにどんな利点があるでしょう?苦痛の何物でもありません。
よく聞くのは(私の講座以外の一般的なところで)
「せっかく習ってきたのに受けてくれない」「リフレクソロジーは本当にいいものなのにわかってくれない」など。
自分がいくら「いい!」と感動していても自分以外の人には知ったことではありません(笑)幸せの押し売りをしてしまっては元も子もなくなります。
例えば、タッチングは素晴らしい結果をもたらしますが相手が嫌がっているのにやってもその効果は半減どころか悪影響にもなりかねません。
「触ってもいい?」
まずは本人の許可を得ましょう。そしてお互いに気持ちよく施術できることが何よりも良い作用、結果へ影響することでしょう。
「この療法がいいからやったほうがいい」とか本人が納得していないのにやっても意味がありません。
大切なのは思いやりです。良いものを押し付ける自分本位な考え方や行動はやめましょう。
介護でもその点が分かれ目。自分に合わせるのではなく、相手に合わせる。認知症の親がまだ「食べてない」と言ったら「そうなんだね。そう思ったんだね。お腹は空いてる?」と受け入れてあげること。上からものを言うのではなく、同じ目線に立ち(実際にも)言っていることを認めてあげること。否定しないこと。するとお互いにより良く生活できる。たまには当然イライラしたりしますけどね。
ケアの本質はこちらの考えを押し付けるのではなく、従わせるのでもなく、その個人を尊重することでケアになると思っています。寄り添うとは正しいものに従わせるのとは真逆です。
肌に触れることは心に触れること。心に触れないものは意味がないんです。
私も昔、父に「もうリフレクソロジーはやらなくていい」って言われたことがあります(笑)「えーーー、せっかく習ったのに!」とその時は思ったものです。でも、「おしっこが近くなるから」と父に言われて、そうか。とそれからは辞めました。そして、フットバスや手のマッサージをするようになり、ある日父が「またリフレクソロジーもやってほしいなぁ」と言いました。
私は「おっしゃー」と心の中で叫んで、そこからは父は受けてくれるようになりましたが逆に「やって」としつこい場合、こちらが疲れてしまうこともあります。そんなときは「今日は疲れているから明日ね」と断っていいです。無理してやると介護の負担が増えるだけ=ストレスになる、ので結局良い結果を生みません。断れるときは断る。相手の希望をすべて受け入れようとしなくていい。もっと気楽に(口で言うのは容易ですが)やろうね。
ハンドリフレクソロジーもフットリフレクソロジーもタッチング、ハンドマッサージも肩もみも、こちらも癒されて、相手も癒されるもの。。。義務にならなように楽しく、気楽にやりましょう^^
その足は、その手は、その方のすべてです。心です。愛です。それがタッチングです。その意識なしに触れてはいけません。あなたの念を入れず、心で接し、触れて下さい。
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