(アメブロからお越しの方は★からお読みください)
施術で押される(触れられる)前に「身構えちゃう」ということはありますか?
だとしたら、それはとても不幸なこと。
それって、殴られる前や叱られる前に子供が全身に力を入れて身を縮めること、上司に怒られる前に感じるあの空気、、、
身体(筋肉)は一瞬で収縮して身体を硬くして守りに入ります。
ストレス反応が起きて脳へ伝わり、司令を出して副腎からストレスホルモンを分泌!
これが施術前に起こっているとしたらそれって・・・本末転倒ですよね。
身体を楽にしようとしているのに本当にこれが身体のためなのでしょうか?
★
以下のような声をよく頂きます。
「足つぼとかだと痛いから必ず押される前に構えちゃうんですよね」
ほー。
なるほどー。
(あ、リフレクソロジーは足つぼとは異なるセラピー。)
「長浜さんのは優しい圧だからそれがない」と仰います。
痛みを与える(感じる)と「やった感/やられた感」が当然あって(残って)、”実感”できたように感じる、というか誰にでも分かりやすいのでその痛みや刺激で満足した(脳が)感じになるんですよね。でも、これは本当に満足しているわけではない、というかそもそも満足することが身体に、主訴に、症状に良いとは限りません。
むしろ、そんなにその場で体感できている(適度なものは良い影響を与えるけどそれを求めての施術は本来の目的からそれます)ということはリカバリーするのも時間がかかってせっかくの治癒力をそこをリカバリーするために使ってしまうため、主訴を治すどころか治癒力を阻害しているので本末転倒なんです。
(体感できていない場合、例えば麻痺している場合はもっと怖い。麻痺というのは精神的な影響による感覚麻痺。うつの方などは感覚を感じにくくなっています。するともっと感じたいと強めの圧を希望します。それに合わせると筋肉は当然傷めてしまいます)
あ、強い圧が悪いというわけではなく、目的が違うんです。
リフレクソロジーは自然療法なんです。そもそも、元の状態、健康な状態に戻ることが自然療法。悪いところを消すとか治すのではなく、本来の状態へ戻す。恒常性を保つこと。
それがリフレクソロジーの仕事。
症状はこの恒常性、本来の状態が崩れたことで出たものです。だから元に戻す。自然の摂理に戻すだけ。
だから、実感できているか否か、は二の次。
でも皆さん、実感できているほうが「効いている」と思っているんですね。それを信じて居る限り症状は繰り返します。本質からそれる。
ちょっと話がそれましたね(笑)
とにかく、身体の硬直、ストレスを取ることが最善。そのために施術を行っているのに初めに硬直していたら元も子もありません。
より一層のストレスを心身に与えています。
効いている!と勘違いしてプラシーボを狙うのか、先を見据えてその場限りの快感を横に置き、本来の状態へ戻そうと自分の身体をケアするのか、どちらにしますか?
どちらにしても、自分が”治している”のですけどね^^
☆☆☆☆☆
ハンドリフレクソロジー講座
【講座 5/25】https://resast.jp/events/255314
【講座 5/27】https://resast.jp/events/255301
「まじめなセクシュアリティのお話」
https://www.reservestock.jp/events/262406
リフレクソロジスト講座 随時開講!
①プロ実技コース(30時間)
②ホームリフレクソロジスト講座(2日間)
お茶会(瞑想やお話)
本質への気づき「カフェ・プラクティス」
毎月第3木曜日 19:00-21:00